2018年2月26日 2022.4.22
写真AC に撮影した写真をアップロードする時に、どのような「タグ」を入力すればいいのか迷う人は多いでしょう。
そこで、この記事では以下の内容を解説します。
・何を入力すればいいのか迷った時のコツ
・タグ入力画面の使い方
・タグ付けのポイント
・何を入力すればいいのか迷った時のコツ
・審査に落ちてしまう例
「タグ」とは、写真を説明するためのキーワードです。
検索ロボットは画像から内容を把握できないので、クリエイターが入力した「タグ」を元に検索結果を表示しています。
つまり、「タグ」が設定されていないとユーザーに写真を見つけてもらえないという事になります。
タグ付けはダウンロードされるかどうかに大きく左右されますので、しっかりと設定しましょう。
それではまず、「タグ」の基本から解説いたします。
写真AC におけるタグ付けの基本
写真AC では、ユーザーが検索しやすいように「タグ」の設定ができます。
ただし、写真と関係のない単語は入力しないようにしましょう。
基本のルールはこちら。
・タグは 5 個以上登録すること
・タグは 50 個まで登録可能
・1 つのタグは最大 15 文字まで入力可能
入力された順番が検索結果に影響するので、関連性の高い単語から順番に設定してください。
タグ入力画面の基本的な使い方と便利な機能
タグ付けは、写真を投稿する時にタイトルやカテゴリーの設定と合わせて行います。
基本的な入力手順
「タグ」の項目の入力欄へ、任意の単語を入力してからキーボードの「Enter」を押せば OK。
削除したい場合はタグの右横にある「×」をクリックするか、もしくはキーボードの「delete」でも消すことができます。
タグの順番を変えたい時
タグの順番が検索結果に影響するので、順番を変えたいと思ったらドラッグ（タグをクリックしたままマウスで移動）で変更できます。
また、途中に単語を追加したい場合は、タグとタグの間をクリックすると隙間が空くので、単語を入力して「Enter」を押せば追加できます。
AI の候補タグから選択する
写真を投稿するたびに、毎回ご自分でタグを入力するのは大変ですよね。
そんな場合は、「AI の候補タグ」を利用すると簡単です。
クリエイターのマイページから、左上の「写真を投稿する」より写真をアップロードします。
アップロードしたら、タグ付けの欄の下に AI の候補タグが表示されます。
該当する AI の候補タグを選択すると、タグのボックスに追加されます。ここでは、「木目」というタグを選択してみました。
AI の候補タグを選択すればふさわしいタグを効率的に挿入できるので、ぜひこの機能をご活用ください。
タグを付ける時のポイントは？
タグ付けの時は、８ つのポイントから考えましょう。
テーマは何ですか？
何の写真かを表す単語を書きましょう。多くの場合、写真のタイトルに含まれる単語です。
【例】
・海水浴
・結婚式
・テクスチャー など
誰が写っていますか？
写真に写っている人を書きましょう。
【例】
・ビジネスマン
・カップル
・学生 など
何が写っていますか？
パッと写真を見て、目に入るものを書きます。
【例】
・クリスマスツリー
・イルミネーション など
時期はいつですか？
その写真にとって、時期が重要な場合のみ書きます。
【例】
・クリスマス など
どこで撮りましたか？
撮影した場所の観光地名、施設名、イベント名などは分かる限りタグを入力してください。
逆に空のみだったり、植物のアップ写真など、場所が特定出来ない写真については地名のタグは不要です。
【例】
・屋内
・ニューヨーク
・水中 など
屋内や屋外、水中、空撮など撮影した場所の状況をタグにするのもいいですね。
人物情報
人物写真なら、写っている人物の性別、年代、人数を書きます。
ただし、あまり多い人数を正確に書く必要はありません。1 人、2 人、3 人、そして 4 人以上であれば「複数人」と書きましょう。
また、人物が写っていない場合は「無人」と書きます。人物がない写真を探す人も多いですよ。
【例】
・女性
・20 代
・2 人
・後ろ姿 など
色、大きさなど
デザインの関係で、色から写真を探すユーザーも多いですね。
メインに写っているものの特徴的な色、大きさがあれば書きましょう。背景色も、一色の場合は書きましょう。
【例】
・車
・スポーツカー
・赤
・白背景 など
感情、イメージ
抽象的ですが、感情やイメージから写真を探すユーザーも多いはず。
【例】
・成功
・悲しい
・健康的
・おしゃれ など
何を入力すればいいのか迷った時のコツ
入力のやり方が分かったら、さっそくタグを入力してみましょう。
ただ、最初のうちはどのようなタグを設定すればいいのか迷いますよね。
そんな時は、この 2 つの方法で考えてみましょう。
コツ①：その写真を文章で説明してみる
どんなタグを付けたらいいのか迷ったら、最初から「単語」を考えるのではなく、その写真を文章で説明することから始めてみましょう。
例えば、この写真の場合。
「フリーランスをしているエンジニアの女性が、ノートパソコンを使ってビジネスをしている写真」といった文章を考えれば、「フリーランス」「エンジニア」「女性」「ノートパソコン」「ビジネス」という単語が出てきますね。
このように、どのようなシーンを想定した作品かを文章で説明するとタグを考えやすいです。
コツ②：似たテーマの写真素材がどのようなタグを付けているか確認する
すでに他のクリエイターが似たテーマの写真を投稿している場合には、どんなタグを付けているかを確認してみるのもいいでしょう。
例えば、先ほどの画像と似たような写真を探した場合には、このようなタグも設定されています。自分自身では思いつかないような単語を見つけたら、使ってみるのもいいでしょう。
ただし、他のクリエイターが写真に設定しているタグを丸ごとコピーするのはやめましょう。
なぜなら、写真の内容と合わないタグが混じっている可能性があるので、審査に落ちてしまうかもしれないからです。
あくまで参考にする程度にして、必ず自身が作成した写真にあったタグだけを入力するようにしましょう。
写真AC の審査に落ちてしまう例
これまではやるべきことについて説明してきました。
ここでは、クリエイターのみなさんがやってしまいがちな間違いについて見ていきましょう。
写っているものを全て書く
関連性の低いタグは書かないようにしましょう。その写真を使いたいユーザーが検索しそうな言葉をタグにします。
例えば、車がメインの写真に「タイヤ」と入れるのはあまり良くありません。
「タイヤ」で検索するユーザーはタイヤがメインの写真を探しているからです。
文章を入れる
タグに文章をそのまま入れないようにしましょう。
例えば「白背景で案内のポーズをとる女性」の写真であれば、「女性」「案内」「ポーズ」「白背景」といったように単語で入力します。
無関係の言葉を入れる
写真の内容と関係がないのに人気のタグなどを入力する行為は「スパム」という禁止行為にあたります。
アカウントが削除される可能性がありますので、ご注意ください。
自分の名前や、自分の整理用のタグを入れる
写真と関係のないキーワードになるため、入力しないようお願いします。
検索欄にクリエイター名で絞り込む機能がありますので、そちらからご自身のお名前を入力し検索してください。
誤字・脱字
言葉が間違っていると検索結果に出てきません。
誤字脱字がないか再度ご確認のうえ投稿してください。
同じ意味の単語を繰り返す
新しい検索システムでは、漢字で入力したタグは、ユーザーがひらがなやカタカナで検索してもヒットするようになります。
一般的に漢字を使うものは漢字で入力しましょう。また、類義語も入力する必要がありません。
例えば、「熊」「クマ」「くま」と3つ入れなくても、「熊」だけで大丈夫です。
「母」「母親」「お母さん」「ママ」などもどれか１つ入れるだけでOKです。
同じ言葉の繰り返しに関しては、以下のように同じ単語の繰り返しをスパム行為として禁止しています。
【NG例①】吹き出し、吹き出しイラスト、吹き出し枠、吹き出しフレーム、吹き出しセット、吹き出し素材、円形吹き出し、風船吹き出し
【改善例】吹き出し、イラスト、枠、フレーム、セット、素材、円形、風船
【NG例②】シームレスパターン、チェック柄シームレスパターン、赤いシームレスパターン、幾何学的なシームレスパターン
【改善例】シームレス、パターン、チェック柄、赤、幾何学
上記の改善例のように、同じ単語を繰り返さず必要な単語のみ入力してください。
【関連】https://help.freebie-ac.jp/detail/23
正しくタグ付けして写真 AC に投稿しよう！
最初はタグ付け作業だけでも大変かもしれませんが、慣れてくるとだんだんとコツを掴めるようになってきます。
それでは、審査に落ちないよう禁止事項には気をつけながら、たくさん投稿してみてくださいね。
