2017年5月26日 2022.3.9
今日は、これをするだけでグッと差をつけられる、「レタッチ」についてです。レタッチとは?
レタッチとは、撮影したままの写真の明るさや色の補正や汚れの除去、合成といった画像の修整や加工作業のことを言います。
デジタルカメラの性能が上がっている昨今では、写真を撮る作業自体は簡単ですが、このレタッチこそがプロとアマの差を出すものと言っても過言ではありません。
自分の写真がなぜか素人臭いけど、理由がわからない・・という人は、このレタッチをすることでその悩みが解決するかもしれません!
上でご説明したように、レタッチと呼ばれる作業の中には、様々な内容が含まれますが、みなさまにおすすめしたいレタッチはずばりこの2つ!
①明るさ補正
②ゴミ(汚れ)除去
です!
もちろんこの2つ以外にもレタッチの技は色々ありますが、この2つだけで見違えるほど写真はよくなります!
ここからはこの2つをPhotoshopを使ってレタッチ作業していく工程をご説明しますが、最後にPhotoshopの代用になる無料ソフトについても少しご説明しますので、Photoshopをお持ちではない方もぜひお読みくださいね♪
またPhotoshopは無料体験が7日間可能です。さらに月額980円で使用可能ですので、使ってみたいなあと思われる方は、ぜひこれを機に無料体験してみてください。写真との付き合い方の幅が広がりますよ!
それではこの写真をレタッチしてみましょう。きれいな山の景色ですが、なんだか爽やかさに欠けますね。
①明るさ補正
ではまず明るさ補正です。明るさを補正する方法はいくつかありますが、おすすめはトーンカーブを使った明るさ補正です。今日はその方法をご紹介します。
まずは写真をphotoshopで開きます。「イメージ」→「色調補正」→「トーンカーブ」を選択します。
トーンカーブの画面が出てきます。トーンカーブのいいところは、自分のさじ加減で明るさやコントラストを感覚的に変えられるところです。開いた時は、ちょうど斜めまっすぐに線がある状態です。この線が「トーンカーブ」です。このトーンカーブをマウスでドラッグしながら上にもっていくと明るく、下に持っていくと暗くなります。
まずはプレビューで見ながらマウスでカーブを上に曲げ、明るくしてみましょう。慣れないうちは図のような曲線の形を意識してみてください。このままでもいいのですが、少しコントラストをつけたいので、違うポイントをクリックして少し下げてみます。
トーンカーブのおもしろいところは、こんな風に自分でポイントを追加してカーブを自由自在に操れるところです。それによって写真がどんな風に変わるのか、自分の目で確かめながら色々触ってみてください。慣れてくれば写真によってどんな風にトーンカーブを曲げるのがいいか分かってくると思います。
明るさ補正は以上です。
②ゴミ(汚れ)除去
明るくするとさらにはっきりしましたが、 写真の上の方に、レンズのゴミのようなものが写っています。次はこれを消してみたいと思います。
これも色々な方法がありますが、今回はもっとも簡単な「スポット修復ブラシツール」をご紹介します。
ツールバーから「スポット修復ブラシツール」を選択します。○がでてきますので、消したいもののサイズに合わせてブラシの大きさを変えてください。
あとはゴミの上をブラシでさっとなぞるだけです。ゴミが消えました!
簡単・・!
完成した写真はこちらです!
どうでしょうか?少しの差ですが、広告などに使いやすそうな画像になったと思いませんか・・!?他にも明るさ補正とゴミ除去をするとこんな風に写真が見違えます・・!
いかがですか?少しの手間で撮影したままの写真からぐーんとレベルアップでき、ダウンロードもされやすくなりますので、ぜひお試しください!
最後にphotoshopをお持ちではない方に、今日ご紹介したレタッチ作業が可能な無料のサービスをご紹介しておきます!
GIMP
ダウンロードするタイプの画像編集ソフトです。機能もかなり充実しています。
PIXLR EDITOR
オンライン上で画像編集ができるサービスです。トーンカーブでの明るさ補正も可能です。
Photoshop Express Editor
adobeの公式無料ツールで、photoshopよりサービスは制限されてますが、簡単な画像編集なら可能です。ただし英語表記なのでご注意ください。
以上、写真が見違えるレタッチのすすめ、「明るさ補正」と「ゴミ除去」についてでした。ぜひお試しください!