Web サイトや SNS で目立つバナーは、ユーザーの注目を集め、クリックへと誘導する重要な要素ですが、
・どんなデザインにすればいいのか分からない
・伝えたい内容が伝わらない
・自分で作ってもクリックされない
と悩んでいませんか?
実は、バナーは「デザインセンス」より「ポイントを押さえたテンプレート選び」が大切なんです。
それでは、クリック率を高めるバナーデザインの基本と、誰でも簡単に成果につながるバナーが作れるテンプレートの選び方をご紹介いたします。
なぜ「クリックされるバナー」が大事なのか
バナーは、あなたのビジネスや情報がユーザーと出会う「入口」です。
クリックされなければ、どんなに素晴らしい商品やコンテンツでも、ユーザーに届くことはありません。
WEB や SNS での成果を左右する重要な要素となるため、決して軽視できません。
理由①:ユーザーの興味を「0.1 秒」で引きつける必要がある
ユーザーが SNS や WEB サイトを閲覧するスピードは非常に速く、1 つのバナーに注目する時間は平均 0.1 〜 0.5 秒とも言われています。
この一瞬で、
・目に止まるか
・内容が伝わるか
・クリックする気になるか
が決まります。
だからこそ、「何となく作ったバナー」ではなく、瞬間的に注目される「魅せ方」の工夫が必要になります。
理由②:クリック率は売上・成果に直結する
例えば、1 万人が閲覧したページで、
・クリック率が「1%」なら → 100 人が次のページへ
・クリック率が「5%」なら → 500 人が次のページへ
バナー 1 つで、売上も反応数も 5 倍に変わる可能性があります。
つまり、同じ広告費・同じ発信をしていても、「バナー次第」で結果がまったく変わってしまうこともあるのです。
理由③:競合が多い中で「差別化」するための武器になる
WEB 上には、同じような商品・サービスを紹介するバナーが大量に存在します。
だからこそ、他と似たようなデザインでは埋もれてしまうリスクがあります。
そのため、
・独自の色使いや構図
・明確なキャッチコピー
・人物写真や商品写真の効果的な使い方
・限定感・緊急感を伝える演出
などの工夫が効果的です。
でも、上記のようなことをゼロからするのはなかなか難しいことかもしれません。
そんなときは、テンプレートを上手に活用すれば、初心者でもこうした差別化ができるようになります。
デザイン初心者でも安心!クリックされるバナー3つの基本
バナーを作成する前から、「センスがないから…」「デザインなんて無理…」と思っている人もいるかもしれません。
でも実は、「デザインの基本原則」さえ押さえれば、プロっぽく見えるバナーは誰でも作れます。
基本①:余白を恐れない!「伝える力」は引き算で決まる
よくある失敗例として、文字や画像をギュウギュウに詰め込んでしまい、「ゴチャゴチャして読みにくい」印象になってしまっていることがあります。
また、すべてを目立たせようとして、「逆にどこを見ればいいかわからない」ということも。
そんなときは、バナーは「何を伝えるか」を 1 つに絞り、他の要素は削る or 目立たなくするのが鉄則です。
余白は「無駄」とは考えず、全体の 30 〜 40% 程度を余白として確保することを心がけましょう。
基本②:フォントと色は「目立つところだけ」で OK!
フォントと色のよくある失敗例として、
・文字サイズがすべて同じ
・文字色が背景と同化して読めない
・色を多用しすぎて目がチカチカする
があげられます。
おすすめの解決策としては、伝えたいポイントだけを「太字」「大きめ」「はっきりした色」で強調し、他の要素は「細め・控えめ」にすること。
そうすることで、自然と目線が誘導されるようになります。
基本③:「行動を促す一言(CTA)」がクリック率を左右する
人間は本能的に、行動を迷ったときに「誰かの指示」を待つ傾向があります。
そのため、バナーの中に「今すぐ見る」「登録はこちら」と書いてあるだけで次の行動を自然に誘導できるようになり、クリック率が大きく変わってきます。
例えば、
・CTA なし:「このサービス面白そう…でも何したらいいの?」
・CTA あり:「30秒で無料登録 → 試せる」→ 安心して行動できる
どんな一言を入れればいいのか迷ったら、次の 3 要素から組み合わせて効果的な一言(CTA)を考えてみましょう。
要素 | 内容例 | 効果 |
---|---|---|
行動の内容 | 「申し込む」「見る」「買う」など | 何をするかが明確になる |
ベネフィット | 「無料」「割引」「特典」など | メリットを伝える |
緊急性・限定性 | 「今だけ」「本日限り」など | 今動く理由を与える |
組み合わせの例としては、「今すぐ無料で登録!」「本日限定!30% OFFクーポンをゲット」などになります。
【失敗しない】バナーテンプレートの選び方
テンプレートは、見た目がカッコいいものではなく、「成果につながる構成」を持っているかで選ぶのがポイントです。
テンプレートを選ぶ前に、まずは自分がバナーで何を伝えたいのかを明確にしましょう。
バナーには、主に以下の4つの目的があります。
目的 | 具体例 |
---|---|
商品・サービスを売りたい | EC 商品のプロモーション、コンサルサービスの集客など |
イベント・キャンペーンの告知 | セミナー、SALE、フェア、限定イベントなど |
SNS やサイトへ誘導したい | Instagram フォロー、YouTube チャンネル登録など |
認知・ブランドイメージを高めたい | ブランドの世界観・トンマナ訴求、第一印象強化 |
目的が明確になるだけで、選ぶべきテンプレートの方向性が大きく絞れます。
商品・サービスを売りたいときのテンプレート選び
商品やサービスを売りたいときは、以下のような構成・配色のテンプレートがおすすめです。
・商品画像が大きく配置されている(ビジュアル訴求型)
・強いキャッチコピーが中央にドン!
・CTAボタン(例:「今すぐ購入」「無料で試す」)が明確にある
・「赤×白」「黒×黄」などの視認性の高い配色
テンプレート例


イベント・キャンペーンを告知したいときのテンプレート選び
イベントやキャンペーン告知をしたいときは、以下のような構成・配色のテンプレートがおすすめです。
・日付・時間・場所などの情報が見やすく整理されている
・「何のイベントか」がパッと伝わるタイトルが配置されている
・限定感・特典感がビジュアルで伝わる(例:リボン、スタンプ風デザイン)
・季節感やイベント感を演出(夏→青、水色/冬→白、グレー など)
テンプレート例


SNS 投稿・フォロー誘導用のテンプレート選び
SNS 投稿・フォロー誘導用のバナーを作成したい場合は、以下のような構成・配色のテンプレートがおすすめです。
・正方形(Instagram 向け)や縦長(ストーリーサイズ)であること
・SNS アイコン(Instagram、X、YouTube など)入りで、視覚的にわかりやすい
・シンプルでテキストが大きく、スマホでも見やすい
・SNS のブランドカラーに合わせると印象 UP(Instagram → ピンク・パープル系など)
テンプレート例


ブランド訴求・イメージアップを狙うときのテンプレート選び
ブランド訴求・イメージアップを狙いたい場合は、以下のような構成・配色のテンプレートがおすすめです。
・余白が多く、洗練された印象のミニマルデザイン
・写真やロゴが主役で、テキストは最小限
・統一された色やフォントでブランディングされている
・トンマナに合った色(高級感=黒/安心感=青/信頼感=緑など)
テンプレート例


【プロも活用】無料で使える「デザインAC」のテンプレート紹介
「どこでテンプレートを手に入れたらいいの?」という方におすすめなのが、無料で使えるデザインツール「デザインAC」です。
気に入ったデザインのテンプレートを見つけたら、あとは写真やテキストを入れ替えるだけで、魅せるバナーがすぐに完成します。
それでは、いくつかおすすめのバナー用テンプレートをご紹介しましょう。










デザインに自信がなくても、成果の出るバナーは作れる!
クリックされるバナーに必要なのは、センスよりも「正しい構成」と「目的に合ったテンプレート」です。
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