2022年3月24日 2023.10.20
フリーランスや副業なども含め、事業を始めると請求書や見積書を作成する機会が増えますよね。
そこで、パソコンに入っているエクセルやワードを使って書類を作成する人も多いですが、実は完全に無料で請求書から領収書までを作成できるクラウド型のサービスがあります。
使い慣れたエクセルやワードもいいですが、作成もカンタンでおしゃれな書類が作れるクラウド型請求管理サービスを 5 つ紹介します。
【この記事が参考になる人】
・これからフリーランスや副業を始める予定の人
・見積書や請求書の作成が多くて管理が大変な人
・他の人とは違うオシャレな書類を作成したい人
※ 当記事は 2022 年 2 月時点の内容となります。無料の範囲やサービス内容の変更となる場合もありますので、必ず確認してからご利用ください。
無料でカンタンに請求書が作成できるサービス5選
これから紹介するサービスには有料プランが存在するものも含まれていますが、請求回数や取引先の登録数が少なければ無料プランのままで十分に利用できます。
もちろん「完全無料」で利用できるサービスもあるので、気軽に試してみるといいでしょう。
【無料で請求書が作成できるサービス】
・明細AC
・INVOY(インボイ)
・Misoca(ミソカ)
・請求業務クラウドサポート
・RaQool(ラクール)
サービス①:明細AC
「明細AC」は、完全無料で利用できる請求管理サービスです。大きな特徴は、他のサービスにはないデザイン性に富んだ書類がカンタンに作れること。もちろん、請求書や見積書を PDF でダウンロードできるので、取引先へメールで送れます。一味違った請求書や見積書を作りたい人は、ぜひ利用してみてください。
【公式サイト】
https://meisai-ac.com/
【無料で使える範囲の主な機能】
・請求書/見積書/納品書/領収書の作成
・取引先の登録
・メールに添付して書類を送信
・PDF でダウンロード
・CSV アップロードで一括作成
・レイアウトやデザイン変更
サービス②:INVOY(インボイ)
「INVOY(インボイ)」は、基本的な機能を全て無料で使える請求管理サービスです。有料プランは、一ヶ月間に 5000 枚以上の発行または 10 億円の取引からとなっているので、中小企業レベルにならない限り有料プランは必要ないでしょう。大きな特徴はありませんが、とてもバランスの良いサービスです。
【公式サイト】
https://www.invoy.jp/
【無料で使える範囲の主な機能】
・メールに添付して書類を送信
・郵送代行サービス(161 円(税込)/通の郵送実費かかります。)
・請求書/見積書/納品書/領収書の作成
・CSV アップロードで一括作成
・取引先の登録管理
・PDF でダウンロード
・自動予約作成
・レイアウトやデザイン変更
サービス③:Misoca(ミソカ)
「Misoca(ミソカ)」は、会計ソフト「弥生会計」などで知られる弥生株式会社が運営する請求管理サービスです。有料プランにした場合は、請求書郵送(160 円(税抜き)/通)、請求書作成枚数の上限アップグレード、クレカ決済サービスなども利用可能となります。また、「弥生会計」との連携もカンタンです。
【公式サイト】
https://www.misoca.jp/
【無料で使える範囲の主な機能】
・請求書は 5 通まで作成可能
・見積書/納品書の作成は無制限
・取引先の登録は無制限
・メールに添付して書類を送信
・CSV アップロードで一括作成(5 件まで)
・PDF でダウンロード
・自動予約作成
・レイアウトやデザイン変更
サービス④:請求業務クラウドサポート
「請求業務クラウドサポート」は、クロネコヤマトでお馴染みのヤマト運輸が運営する請求管理サービスです。一通りの書類作成ができる他、ヤマト運輸との運送契約をしている場合はボタン 1 つで宅急便の送り状も作成できます。そのため、商品を発送する業務がある場合には欠かせないサービスとなるでしょう。
【公式サイト】
https://business.kuronekoyamato.co.jp/promotion/seikyu_cloud/
【無料で使える範囲の主な機能】
・取引先は 5 件まで登録可能
・メールに添付して書類を送信
・請求書/見積書/納品書/領収書の作成
・CSV アップロードで一括作成
・PDF でダウンロード
・自動予約作成
・レイアウトやデザイン変更
サービス⑤:RaQool(ラクール)
「RaQool(ラクール)」は、余計なものがなくストレスなくシンプルに書類が作れる請求管理サービスです。有料プランにした場合は、顧客登録が 5000 件までアップグレードされるので、顧客管理をするために利用してもいいでしょう。
【公式サイト】
http://raqool.com/
【無料で使える範囲の主な機能】
・5 件まで顧客登録可能
・請求書/見積書の作成が可能
・メールに添付して書類を送信
・郵送代行サービス(210 円(税込)/通)
・PDF でダウンロード
・レイアウトやデザイン変更
請求管理サービスの選び方と比較ポイント
どんなサービスが無料で請求書を作れるのか分かっても、どれを使ったらいいのか少し迷いますよね。
そんな時は、どこに重きを置くかで選ぶといいでしょう。
どれを多く利用したいのか
サービスによって、請求書の作成は制限なしでも顧客登録は 5 件まで、逆に顧客登録は制限なしでも請求書の作成が 5 件までだったりします。
どの部分を多く利用したいのか、普段の流れを考えながら選ぶといいでしょう。
自動化の範囲はどこまでか
業務量がただでさえ多いと思いますので、できるだけ省ける作業は自動化させたいですよね。
そんな時は、可能な部分は自動で作成してくれるサービスを選ぶといいでしょう。
例えば、自動予約作成や郵送代行(有料)を使えば業務を減らせるので、うまく活用するようにしましょう。
書類の送り方をどうするか
テレワークが増え業務形態がガラッと変わったため、請求の仕方にも変化があったでしょう。
請求書などは PDF だけで特に問題ない取引先が多ければ、郵送代理サービスがなくても問題ないでしょう。
逆に、原本を絶対に必要とする取引先が多かったり、クレカ払いを希望されることが多い場合には、それらの機能を使えるサービスを選ぶといいでしょう。
何人体制で業務を管理するのか
もちろん 1 つのアカウントで複数人が使い回しても問題はありませんが、透明化させるには複数アカウントが作れるサービスを選ぶといいでしょう。
複数の人でサービスを利用したい場合は、INVOY、Misoca、RaQool なら可能です。
業務の連携はできるのか
「請求業務クラウドサポート」なら運送契約をしていればカンタンに送り状が作成できるので、郵送する作業が多いのなら選んでおきたいサービスですよね。
また、Misoca は会計ソフトの弥生会計はもちろんのこと freee とも連携できるので、利用している会計ソフトから選ぶのもいいでしょう。
請求書作成する時に気を付けるべきポイント
クラウド型の請求管理サービスを使えば、請求書などの書類作成がとてもラクになります。
ですが、書類を送付する前に必ず取引先には確認すべきことがいくつかあります。
あとで問題とならないように、ちゃんと確認しておきましょう。
原本が必要なのかを取引先に確認する
最近は原本が必要ないという取引先は増えてますが、それでも希望される場合もあります。
メールで PDF を送るだけで問題ないか、あるいは原本が必要なのかを事前に確認しておきましょう。
もし原本を希望する取引先が多い場合には、郵送代行サービスを活用してみましょう。
振込手数料はどちらの負担にするか
振込手数料に関する法的なルールはありませんが、請求書を受け取った側が手数料を負担するのが一般的ではあります。
ただし、請求側に負担を求める取引先もあるので、必ず事前に確認しておきしましょう。
もし請求書を受け取った側に負担してもらう場合は、請求書の備考欄にその旨を記載しておくと間違いが少なくなるでしょう。
源泉徴収税をどうするのか
業務形態によっては、源泉徴収税を含めて請求書作成する必要があります。
しかし、名目や実態によって源泉徴収税の対象とならない場合もあるので、取引先とはしっかりと確認してきましょう。
カンタンに請求書を作成しよう!【明細AC なら完全無料】
エクセルやワードでも請求書などを作れなくもないですが、クラウド型請求管理サービスなら書類作成や取引先情報をカンタンに管理できます。
明細ACなら無料でお使いいただけるうえに、プロがデザインしたオシャレな書類を作成できます。
いつの間にか有料プランになってしまうのではないかと心配な方は、まずは完全無料の明細ACからお試しください。
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