2018年5月21日 2022.3.9
暖かくなってきて、木々の緑が眩しい季節になりました。お休みの日にどこかにお出かけされる方も多いのではないでしょうか?そのお出かけこそ、シャッターチャンス!ぜひお出かけ先で風景写真を撮影してください!
今日はダウンロードされやすい風景写真のコツについてお伝えしたいと思います。
青空を撮影しよう
風景写真は、夜空や雪景色などの特殊な場合を除いて基本的には青空の写真が人気です。なるべくきれいな青空が入るよう意識してください。 一つすぐに試せる簡単なコツがあります。空は真っ青に晴れているのに、なぜか青く撮影できなかった・・という経験はないでしょうか?実は光を受ける向きで写真は変わってきます。
光の向きは
・順光・・カメラ側から被写体に向けて光が差している状態。つまり自分の背中に太陽がある。
・逆光・・被写体の背後から光が差している状態。つまり自分の向かいに太陽がある。
・サイド光・・被写体の横から光が差している状態。
と主に3種類ありますが、空を青く撮影したい場合は「順光」で撮影してください。同じ天気でも「逆光」で撮影すると空が白っぽく写ってしまいます。
また、順光で撮影する以外としては、PLフィルターというフィルターをレンズにつけて撮影する方法もあります。このPLフィルターをつけて撮影すると反射光を取り除いてくれるので、空がより青く写ります。
快晴の日に風景写真を撮影するのにふさわしいスポットに行った際には、ぜひカメラを向ける向きを変えて写った空の色の違いを見比べてみてください。
どうしても曇っていたりお天気が優れない日は、無理に空を入れず花などに寄った写真がおすすめです。曇りの方が光のコントラストが弱いのでアップの写真はやわらかくきれいに撮影できます。
遠近感を意識しよう
手前と奥を意識するのも風景写真のコツの一つです。手前のメインの被写体にピントをあてつつも、後ろにボケて写る被写体も意識しましょう。例のようにさりげなくハイビスカスの後ろに沖縄の民家の屋根をボカして入れることでぐっと雰囲気がでますね。
また逆に、奥にメインの被写体を持ってきて、手前を敢えて大胆にボカすと奥行きが出てプロっぽい写真になりますよ。
水平に撮影する
好みや敢えて・・という場合もあるとは思いますが、基本的には風景写真は特に「水平」を意識してください!これは非常に大事なポイントの1つです。それを意識するだけで写真のクオリティは全然変わってきます。
できるだけ撮影する時に水平に撮影しておきたいのですが、後からデータを見た時に傾いている・・という時のために、Photoshopで水平に修正する方法もご紹介しておきます。とても簡単なのでPhotshopをお持ちの方は試してみてください。
①photoshopで画像を開きます。
②スポイトツールを長押しします。
③ものさしツールが出てくるので選択します。
④水平にしたいラインをなぞって線を引きます。
⑤メニューバー「イメージ」から「画像の回転」→「角度入力」を選択します。
⑥水平にするための角度が自動的に入力されていますので、そのままokをクリックします。
⑦不要なところを切り抜きツールでカットして完成です。
尚、photoshop以外の編集ソフトでも傾きを直す機能はあると思いますので、お持ちのソフトでトライしてみてください。
余計なものを入れない
風景写真だけではないですが・・できるだけ余計なものが入らないのが人気のコツです。撮影するときに、端に例えば余計な木の枝が入っていないか等、注意してから撮影しましょう。
なるべく撮影時に入れないようにしたいですが、どうしても電線など余計なものが入ってしまった場合は後から取り除くこともできます。
こちらにゴミなどの簡単な除去の仕方をのせていますので、参考にしてみてください。
ポスターやパンフレットを意識してみる
ポスターやパンフレットなどを意識して撮影してみるのもおすすめです。
例えばPinteresという画像スクラップサイトで「旅行 ポスター」と検索してみると、ずらっとプロの旅行ポスターが出てきます。
どんな写真がポスターに使われているのか?デザイナーの気持ちになって撮る写真を考えてみてはいかがでしょうか。実際に写真ACのユーザーにはデザイナーも大変多いです。写真コンテストで入賞する写真とはまた違う視点で、実際に必要とされる写真はどんなものか意識して撮影してみてください。
こんな写真が撮りたい!という見本や目標を持つのも上達のポイントです。はじめは何かの真似からでもいいと思います。今よりワンランクアップの風景写真を撮影できるよう、工夫してみてください!
以上、ダウンロードされる風景写真のコツでした。春の行楽、夏休みなど、たくさんお出かけして素敵な写真を撮影してくださいね!皆さまの投稿お待ちしております!