2017年3月8日 2022.2.3
イラストACに投稿したイラスト「なかなかダウンロード数が伸びないなぁ・・・」と思っている方はいないでしょうか。ダウンロードされるイラストと、されないイラストの違いはどこにあるのでしょうか。 今回はその違いをダウンロードされにくいイラストを参考に説明します!
【ダウンロードされにくいイラスト例】
①セリフや作者名など「文字」が入っている
作者名や日付、イラストの内容と関連のないメッセージなど、「素材」としての使いやすさを損なわせる文字などは取ることをおすすめします。
ダウンロードするか否かのポイントとして、「ダウンロード後すぐ使えるか」ということは重要です。
文字が入っていることで、使いにくい素材になっていないか、注意しましょう。
②図形ツールで作成した単純なイラスト
イラストをダウンロードする人は当然ながら、「自分では描けない(もしくは描くと時間がかかる)」ため、素材を求めています。ワードやイラストレーターの図形ツールなどを使って作られた単純な図形にはニーズが少ないです。
しかし、単純なイラストでも、例えばこのサイトflaticonのようなイラストには需要があります。単純な形でも立体感を出したり色を工夫したりすることでダウンロードされるイラストに変わります。ぜひ参考にしてみてくださいね。
③用途が分かりにくい
イラストをダウンロードする人は膨大な数の中からサムネイルを頼りにイラストを選んでいます。そのため、「パッと見た時に何かすぐわかるか」、ということは非常に重要です。例えばこのイラストが薬ならお医者さんを足すなど、イラストのテーマを明確にすることでより分かりやすいイラストになります。
④画像が荒れている
JPEGデータもしくは、pngデータに起こる問題です。データを100%表示で見た時に、線がギザギザになっていたり、ぼやけたりして、画像が荒れていないでしょうか?JPGデータに変換したらイラストACにアップロードする前に、一度自分のパソコンで確認してみましょう。
⑤色が悪い・奇抜
例えばこのイラスト、顔色が少し悪いです。描くテーマにもよりますが、広告としての用途の場合は明るいイメージのニーズが高いです。人物や食べ物の場合なら、「元気な」「明るい」「美味しそう」な色使いを意識しましょう。イラストレーターならカラーパレットから色を調整できます。また、上手いイラストレーターさんの素材をダウンロードしてどんな色を使っているか研究するのもいいかもしれません。
配色アイデアの参考になるサイトや、色の組み合わせをアドバイスしてくれるサイトはたくさんあります。色が苦手という人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
配色の見本帳
http://ironodata.info/
本や雑誌を参考に配色を考えられる「Color of Books」
http://colorchart.jp/
以上、イラストを作成する時はぜひ意識して、ダウンロードされるイラストを目指しましょう!