2017年6月5日 2022.3.9
本日は、写真を投稿する際の「タグ付け」のポイントについてご説明します。まず「タグ」とは、写真に関連するキーワードのことです。
写真を探しているダウンロードユーザーは、自分のニーズに合った写真を見つけるために検索ワードを入力しますが、そのワードが写真の「タグ」と同じであれば、写真が検索結果に出るシステムになっています。
逆に言えばどんなにいい写真でも、タグがちゃんと入力されていないと、検索結果にヒットせずユーザーの目に止まりません。つまりクリエイターにとって「タグ入力」は、ダウンロードされるかどうかを左右するとても大事な作業なのです。
<入力方法>
タグは文章ではなく、単語で入れてください。また、最近SNSなどで#をつけて入れるハッシュタグ、というものがありますが、写真ACでは、通常投稿でもスマホ投稿でも#は入力する必要はありません。シンプルに単語を入れてください。
単語を入力するごとにEnterキーを押せば図のようにタグが独立して入力されていきます。×を押すと削除できます。
以前自分が入力したタグを流用したい時は、「投稿写真一覧」の写真のタグをコピー&ペーストすると入力できます。
<どんなタグを入力するべきか?>
タグに入れるべき言葉はどんな言葉でしょうか?タグは、写真に関連するワードを、検索する人の気持ちになって付けていくことが大切です。具体的には・・
①写っている被写体
まずは写っているものを明確に記載しましょう。場所の場合は、地名、名称、なども入れてください。植物や動物の場合はできる限り正式名称を入れてください。
この被写体名が最も重要です。より正しく詳細に記入することで、ユーザーの求めている被写体に合った検索結果として表示されます。大きな枠組みからより詳細へ、を意識してつけてみてください。
ブリティッシュショートヘアの猫であれば
「動物」「猫」「子猫」「ブリティッシュショートヘア」
沖縄の瀬底島のビーチであれば
「海」「砂浜」「ビーチ」「沖縄」「瀬底島」
といった感じです。
※逆に誤った情報を入力するとユーザーの混乱を招きますので、確証なく名称や地名を入力しないでください。
また、同じものでも違う言い方がある場合は、なるべく様々な言い方で入力してください。「バーベキュー」「BBQ」、「昼食」「昼ごはん」「ランチ」、「父」「お父さん」「父親」「パパ」などです。
②関連するテーマやイベントなど
次に関連するテーマやイベントを入力しましょう。テーマとは「美容」「ビジネス」「観光地」「インテリア」など、イベントとは「母の日」「梅雨」「ウェディング」「夏休み」などです。
③状態や雰囲気など
次に状態や写真の表す雰囲気などを入力しましょう。人物であれば喜怒哀楽やポーズ名、景色であれば季節や天気などがそれに当たります。
「ジャンプ」「後ろ姿」「笑顔」「晴れ」「癒し」「リラックス」「怒り」「悲しみ」「かわいい」などです。
この項目は、他の写真と差をつけられるところでもあります。離れすぎてはいけませんが、その写真がどういった風に使われるかを想像することで、写真に意味を持たせることができます。ぜひ想像力を働かせてみてください!
④撮影や画像そのものに関する情報
最後に撮影についてや、画像そのものに関する情報を入力しましょう。
撮影についてであれば「アップ」「俯瞰」「マクロ」「スタジオ撮影」「カメラ目線」、画像そのものに関する情報は「青」「白バック」「コピースペース」「CG」「屋内」などです。
「コピースペース」は文字を入れる余白のある素材につけると良いタグです。広告用の写真を探すユーザーなどはこのタグで検索することも多いので、ぜひ入れてみてください。
上記①~④の分類に当てはまらないタグもあるかもしれませんが、まずは基本として上記4つを意識してタグをつけてみてください!
また、注意点としてタイトルは検索には引っかかりませんので、タイトルに入力しているワードもタグに入れるようにしてください。
以上をふまえて、タグの入力例をご紹介します。
「テーブル」「机」「デスク」は同じものを違う言い方で入力しています。「徹夜」「睡眠不足」などは他の写真と差をつける、工夫されたワードですね。
<入力してはいけないタグについて>
タグはできるだけ多く入れた方が、検索結果にヒットしていいのではないか?と思われるかもしれませんが、無関係だったり、関連性が薄いタグはユーザーの混乱を逆に招いてしまいます。関連性が低すぎるワードは入れないようにしてください。
また、朝なのに「夜」など事実と違うタグはNGです。写真ACではあまりにも飛躍したタグが多く付けられていると判断した場合は、審査でリジェクトさせていただくケースもございます。
検索するユーザーの気持ちをよく考えて、適切なタグをつけてくださいね。入力すべきタグ、すべきではないタグの例を紹介します。
OK
親子 日本人 女性 子ども 家族 ファミリー お母さん 母 母親 ママ 女の子 娘
幼児 スキンシップ 愛情 ハグ 抱擁 抱っこ 抱きつく 触れ合う 母性 絆 子育て 育児 甘える スタジオ 白バック コピースペース
NG
東京・・・・東京で撮影したとしても、写真からは読み取れません
思い出・・・撮影者にとって思い出深くても写真自体からは読み取れません
朝・・・・・朝を連想させるものはありません
静かな・・・静かそうには見えません
三世代・・・三世代ではありません
<スマホ投稿のタグ>
最後にスマホ投稿のタグについてですが、スマホ投稿では人工知能による予測タグが自動入力されますが、自動入力されたタグは内容を確認していただき、不要なものは削除し、必要なものは追加してください。
人物ではない写真に「何人もありません」というタグがつくことがありますが、それは削除していただいて問題ありません。
検索は他の写真と同じようにタグによってヒットしますので、必要なタグは通常のタグ入力と同じです。自動入力タグそのままではなく、編集することでタグの精度をあげてくださいね!以上、タグ付けのポイントでした。参考にしてみてください。