社会貢献とは何か知りたい
これから社会貢献をしたい
ネットでできる社会貢献を知りたい
「社会貢献」という言葉を聞いて、「募金」や「環境保護活動」などを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
団体や企業が大々的に行なっている活動もありますが、実は個人が日常的に行える「社会貢献」もたくさんあります。
それでは、個人的にネットで簡単にできる社会貢献活動をご紹介しましょう。
「社会貢献」とは?
「社会貢献」とは、個人や団体がより良い社会にするために行う活動や影響のことを指します。
個人レベルでは自己の専門性を活かして地域に貢献したり、企業においては CSR(企業の社会的責任)として社会貢献活動が戦略の一部となることもあります。
「ボランティア」との違いは?
「ボランティア」は社会貢献の一環という位置付けですが、
・報酬目的ではない
・自発的に行う
という点が特徴です。
最近では無償であることやメンバーを集めるのが難しいことから、自分自身にも利益がありながら行える社会貢献が広がってきています。
一般的な「社会貢献」の例
一般的な「社会貢献」として、
・環境保全活動
・災害支援
・リサイクル
・献血
・本当に必要なものだけを買う
・資源を節約する
などがあげられます。
個人的に何かしら社会貢献を始めたいと思っている人は、日常的に取り入れやすい「リサイクル」や「資源の節約」から始めてみるといいでしょう。
ネットで簡単にできる社会貢献活動7選
社会貢献を始めたいと思っていても、なかなか活動できない人も多いのではないでしょうか。
そんなときは、ネットで気軽に始められる活動から始めてみるのもいいでしょう。
社会貢献 ①:募金
支援の形としても分かりやすく、少額からでも支援できるのが「募金」です。
ここ数年ではデジタルウォレットの普及もあり、募金サイトへアクセスして簡単に募金できるようになりました。
また、買い物で貯めたポイントなども募金として使えることも増えたため、より募金をしやすい環境が増えています。
さらに、自分が商品を購入したりポイントを貯めたりすることを必要とせず、サイト上のコンテンツをクリックしたりダウンロードすることでサイト運営者が募金をするサービスもあります。
どのサービスを利用するか迷ったときは、間接的でも「募金」ができるサービスを選んでみるといいでしょう。
社会貢献 ②:クラウドファンディング
「クラウドファンディング」とは、賛同や応援する人たちによって資金提供などをする活動を指します。
資金提供する形は「募金」と似ていますが、「クラウドファンディング」は資金を提供するかわりに返礼品を受け取ったりすることもあります。
ただし、目標金額に達せなかった場合は返金となる場合もあるため、必ずしも資金を提供できるわけではありません。
そのため、募る側として資金を調達できない場合もありますが、借金とは違い失敗して損をする心配はあまりないことが特徴です。
社会貢献 ③:フェアトレード商品の購入
「フェアトレード」とは、発展途上国との貿易において公正な取引(フェアなトレード)をすることで途上国の人々の生活を豊かにし、お互いに豊かになっていこうという取り組みを指します。
生産コストや認証ラベルの取得などに費用がかかるため、フェアトレード認証製品は値段が少し割高にはなりますが、開発途上国の生産者をサポートすることに繋がります。
大手の通販サイトでも取り扱いがあるため、同じような商品を購入するときには気にしてみるといいでしょう。
フェアトレード認証製品にはラベルが貼られているため、購入するときにはラベルを確認してください。
社会貢献 ④:就労支援品の購入
「就労支援品」とは、企業などで継続的に就労することが困難な方や障がい者、社会復帰を目指す人などが作ったり販売する商品を指します。
就労支援品を購入してもらうことで、クリエイターの方々の経済的な自立や自立に向けての支援になるというものです。
イベントなどで販売したりすることもありますが、日常生活において根付いている製品とは言えません。
最近では専門サイトや大手通販サイトでも取り扱っているため、同じような商品がある場合には意識して購入してみると支援に繋がるでしょう。
社会貢献 ⑤:身の回りのものを寄付をする
お金だけではなく、身の回りで使わなくなった物や不用品などを「寄付」することも社会貢献活動の 1 つです。
最近では近所の人へ気軽に寄付できるアプリもあったりするので、捨てる前にひとまず無料であげることを検討してみるといいでしょう。
また、製品のジャンルによっては専門的に収集している場合もあるので、そういったサイトを利用してみてください。
社会貢献 ⑥:在宅ボランティア
自分のスキルを活かし、オンライン上でボランティア活動することも社会貢献の 1 つです。
例えば、
・PC スキルなどをオンラインで教える
・悩みなどの相談を聞いてあげる
・様々な言語の翻訳をする
などです。
オンラインで活動できることから、スキマ時間を利用して世界中の人に貢献できることが大きなポイントです。
社会貢献 ⑦:ヘアドネーション
頭髪に悩みを抱える人に、自分の髪を寄付する「ヘアドネーション」も社会貢献の 1 つです。
賛同しているヘアサロンで切ってから専門団体へ送ることもできますが、自分で切ってから自分でサイトへ申し込み、そのまま送ることも可能です。
ヘアドネーションには利用できる髪の条件がいくつかあり、団体によって長さの条件なども異なるため、寄付してみたいと思った場合は事前に確認しておくといいでしょう。
「ACワークス」の社会貢献について【代表インタビュー】
「イラストAC」や「写真AC」などを運営する「ACワークス」では、社会貢献活動の一環として「寄付活動」を行なっております。
寄付活動を始めたきっかけや活動内容など、弊社代表の矢野のインタビューをご紹介いたします。
「寄付活動」が始まったきっかけや時期は?
矢野)東日本大震災の復興支援として、我々にできることはないかと考え、2013 年 1 月から始めました。
「寄付活動」の詳細を教えてください
矢野)毎月、弊社サービスからの素材ダウンロード 1 回につき 0.1 円を、様々な寄付先へ寄付させていただいております。
いつもどのように寄付先を選定していますか?
矢野)元々は赤十字社への寄付からスタートしたのですが、ユーザー様やクリエイター様のアンケートでもっと色々なところへ寄付をして欲しいという要望が多かったので、今では毎月異なる寄付先に寄付をしています。
医療系のほか、自分を含め子育てをしている社員が多いので、子供に関する活動をしているところが多いです。
そして、その他にはこういう社会になって欲しいな、と思うことに関する活動をしている団体を探して寄付をしています。
最近では、街に緑が欲しいな、動物の殺処分が減って欲しいなと思い、環境保全や動物愛護団体にも寄付をしました。
そうやって、支援先の幅を広げています。
寄付活動をしていて嬉しかったエピソードはありますか?
矢野)寄付先からは活動報告やお礼のお手紙などをいただくのですが、支援を受けたお子さんからの感謝のお手紙が入っていたことがあって、それを読んだときは、実際にこの子に支援が行き届いたことを実感でき、嬉しかったです。
今後、新たに展開したい社会貢献活動などはありますか?
矢野)今年 1 月の能登半島地震の際には、災害時に役立つ写真やイラスト素材を紹介したり、避難所などで加工なしでそのまま使えるテンプレートを作成しました。
自治体との連携協定を通し、防災や外国人に伝わりやすいデザインへの取り組み、また教育の分野でも貢献できることがあったら取り組んでいきたいと思っています。
簡単にできることから「社会貢献」してみませんか?
「社会貢献」という言葉はなんだか大変なことをしなければならないようなイメージもあるかもしれませんが、実は自宅にいながらも気軽にはじめられる活動はたくさんあります。
ACワークスが運営する「イラストAC」や「写真AC」などで素材のダウンロードを 1 回していただくと、0.1 円を様々な寄付先へ寄付しております。
気軽にはじめられるので、画像素材などが必要なときはぜひ利用してみてくださいね。