2018年5月7日 2022.12.20
写真のレタッチは色んな方法がありますが、PhotoshopやGIMPに入っている「トーンカーブ」という機能を使えば簡単に明度や色調コントラストが調整できます。トーンカーブ1つでレタッチが完了してしまうほど優れた機能です。投稿写真に一手間を加えるだけでダウンロード数アップもに繋がりますので、ぜひ活用してみてください。
トーンカーブとは
まずは、イメージ → 色調補正 → トーンカーブで、トーンカーブ設定を表示させてください。※Photoshopの画面でご説明させていただきます。
トーンカーブは、画像全体の明るさやカラーを調整することができます。またコントラストの補正にも利用できます。下記で表示されているグラフのトーンカーブ上で点を打ち、曲線を描いて画像を調整していきます。RGB画像の場合、縦軸は上から下へ向かうほど暗くなり、横軸は左から右に明るくなります。
画像を明るくする
トーンカーブの中央あたりを持ち上げることによって、画像全体が明るくなります。全体的に暗い写真は、当然ながら好まれません。ユーザーは自分で補正することなくダウンロードしてそのまま使えるような素材を求めています。この一手間で印象は大きく変わります。
画像を暗くする
ちょっと明るく飛びすぎた写真も、トーンカーブで調整ができます。下記の画像のようにトーンカーブの中央あたりを下げることによって、画像全体が暗くなります。少し暗くするだけで全体のカラーが濃くなって見栄えがよくなりましたね。
コントラストを強くする
トーンカーブをS字型にすることによって、色調を鮮やかにパキっとメリハリをつけることができます。明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗くなります。なんだかぼんやりしている写真は、ぜひこのS字カーブを使用して、コントラストを強めることをおすすめいたします。どうでしょうか?元はくすんでいてあまり美味しそうじゃない料理写真でしたが、おいしそうな明るい印象の写真に生まれ変わりました。
インスタグラム風にちょっとおしゃれに加工
トーンカーブで、インスタグラム風の少しレトロな写真に加工することもできるんです!下記のように、チェンネルを「RGB」から「レッド」「グリーン」「ブルー」に変更し、それぞれ下記のように調整してみます。するとどうでしょうか?ヴィンテージ感のあるおしゃれな雰囲気の写真になりました。
いかがでしたか?画像の加工はめんどくさい・・・難しそう・・・というイメージがありますが、トーンカーブひとつでこれだけ写真はよくなります。わずか数秒の手間であなたの写真のダウンロード数は何倍もアップするかもしれませんよ!簡単便利なトーンカーブ機能ぜひ活用してみてくださいね♪